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歌と息 師範:きむらみか
「歌」の入門道場です——と言っても、音楽教室ではありません。 ここでは、「声を出すこと&歌うことを通して、「呼吸活動」と(カラダを含めた)自分の関係を、生命形態学やいくつかの身体術の観点から観察し、実習します。
様々な息の活用術が組み合わさった歌の呼吸ですが、実際に「体験(=体に刻まれた験(しるし))」となって各自の生活の中に根付くには、他の身体術と同様、やはり一定の練習の繰り返しと生理的な時間の経過がどうしても必要になります。が、この道場シリーズ「歌と息」では限られた時間に、その入門部分での口頭ガイダンスと、呼吸状態を観るバロメーターとしての簡単な言語&音声練習をいくつか提案することで、まずは、参加者の皆さんが各自で日常の呼吸生活を再発見し、その一層の充実を図られる際の、最小限かつ実際的なヒント提供の場になることを目指します。
「声」は、音波動に変換された(耳に聞こえるようになった)「息」のエネルギー。「声」は「息の鏡」です。——例えば、人間の生命は誕生の「呱々(ここ)の声」の合図に始まり「息を引き取ること」によって終わる、という事実は何を語っているでしょう。簡単な実習によって、この誕生以来自明のことであった「息」と「声」の道筋を、カラダの実感として再確認してみませんか。
さらに、その息と声を「ことば(=コトの端・歯・刃)」で象(かたど)り、よく噛み砕き、「歌」へと造形してゆく過程は、まさにイメージ造形合戦の脳内運動会であること。これを御一緒に体験してゆきましょう。
<話題&課題>
・コエ(声)は、上半身からの排泄
・イキは声の鏡
・ウタは、語感の表現
・声を出さない「発声」練習
・歌う実習——コトバのイメージを身体(からだ)で掘り下げる、象(かたど)る、動かす、伝える。
(内容は、当日の参加者の顔ぶれや様子によって変更いたします。)