道場案内

代表挨拶

有田秀穂代表画像私はセロトニン神経が心身に与える影響について、道場師範の方々や若い仲間といっしょに研究して参りました。その結果、脳内セロトニン神経の働きがじょうずに活性化されると、心も身体も元気になるという証拠を得てきました。具体的には、セロトニン神経の活性化によって、脳波に特殊なα波が現れ、大脳がクールな覚醒状態になり、前頭前野の血流が増えて、意欲や集中力が増し、平常心が現れます。自律神経の面では適度なバランスが現れて、ストレスで交感神経が緊張するのを鎮め、逆に早朝の低体温や低血圧(副交感優位の睡眠状態)を改善させます。さらには、姿勢筋や抗重力筋の緊張を上げて、はつらつとした顔つきや姿勢を作り出すこと、などを明らかにしてきました。

私たちはセロトニン神経を活性化させる具体的な方法についても、多方面から検討して参りました。セロトニン神経を活性化させる三大要因は、(1)歩行・呼吸・咀嚼のリズム運動、(2)太陽の光、(3)グルーミングです。これらの因子をヒトの営みに当てはめますと、呼吸のリズム運動としては坐禅、ヨガ、太極拳、読経、歌唱などの呼吸法が、歩行のリズム運動としてはウオーキング、スクワット、自転車こぎなどが、咀嚼のリズム運動としてはガム噛みが有効であることを証明して参りました(「公開情報」に医事新報社の論文が掲載されてありますのでご参照下さい)。

このような研究実績を踏まえて、セロトニン道場ではセロトニン活性の実技指導を行っています。指導してくれる師範はそれぞれの道の第一人者です。例えば、呼吸法の実技指導は調和道協会(理事の櫻井忠敬氏)ですが、この協会は丹田呼吸法を教えて100年の歴史があります。ヨガの実技指導は日本YOGA連盟ですが、その代表である龍村修さんは日本のヨガのリーダーです。宮浦清さんは、ジャズのサクソフォン奏者ですが、ボディリズムという音楽的呼吸法を考案されました。グルーミングの技法としては、本道場ではアロマセラピーとタッピングタッチを指導しますが、宮川明子さんは日本のアロマ協会の草分けの一人です。中川一郎さんはタッピングタッチの創始者です。その他、ドラム、フラダンス、サルサなども順次道場で指導していく予定です。

セロトニン道場の目的は、薬を使わないで心と身体を元気にする理論と技法を教えることです。自らの努力でセロトニンという秘薬を脳内に分泌させることを学ぶトレーニング道場です。

セロトニン道場 代表 有田秀穂

代表紹介
セロトニン道場代表 有田秀穂の略歴、および「呼吸・セロトニンとの出会い」

      略歴               「呼吸セロトニンとの出会い」

1948年 東京都三鷹市に生まれる
1966年 都立小石川高校卒業
1967年 東京大学理科三類入学       東大海洋研究会(潜水クラブ) 初代会長、
                       素潜り呼吸法に填る 日本各地の海を潜り回る
                       国家プロジェクト「シートピア 計画」で
                       深海100mを体験
1973年 東京大学医学部卒業
      医師免許             「シードラゴン計画」で医師として
                       300m潜水を体験
1976年 東海大学医学部助手(第2内科)  呼吸器内科医として臨床に従事
1980年 State University of New York  
      at Buffalo留学          呼気筋の研究
1984年 筑波大学基礎医学系講師(生理学) 呼吸の脳生理学研究を本格始動
                       呼気神経を記録・描出(世界初)
                       睡眠時無呼吸の研究でセロトニンに出会う
1990年 東邦大学医学部助教授(第1生理学)あくび中枢の発見
                      「坐禅セロトニン仮説」をマルセイユで着想
1996年 東邦大学医学部教授(第1生理学) 坐禅の呼吸法の研究を本格始動
                      「セロトニン欠乏脳」出版
2005年 東邦大学医学部教授(統合生理学) 仏教関係の板橋興宗老師、スマナサーラ長老、
                       玄侑宗久氏、井上ウィマラ氏と対談、本を出版
                       脳内セロトニンが血液に出ることを証明、
                       国際誌に発表
2009年 セロトニン道場代表(兼務)    セロトニン健康法を実践指導

現   職 東邦大学医学部統合生理学 教授